植物は積み木のように成長する

植物は動かず(固着性)、状況によって変化しますが(可塑性)

可塑性を可能にしているのが、植物の成長の仕方です。

 

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植物の地上部は「葉」と「茎」と「芽」が1セットになった構造が繰り返すことによって大きくなり、

積み木を積み上げていくように生長する、『モジュール構造』と呼ばれます。

 

茎の頂点には『茎頂分裂組織』と呼ばれる組織があり、ここで盛んに細胞分裂が行われ、新しい茎や葉を作り積み木のように足されていきます。

 

動物では器官の数は同じですが(例えば手足は2本ずつ、耳や眼は2つ、鼻は1つ)、

植物はモジュール構造のため、器官の数(葉や茎・芽)は決まっておらず、これが可塑性を生み出しているのです。