農場情報
プロフィール
昭和54年2月 | 北海道留萌市出身 |
平成10年4月 | 北海道空知管内の農協に就職(営農課勤務) |
平成25年3月 | 15年間勤務の後、退職(33歳) |
平成25年4月 | 北海道旭川市の篤農家(一般栽培)にて農業研修 |
平成26年4月 | 研修終了の後、現住所にて新規就農(34歳) |
現在の経営面積 | 72a(内ビニールハウス50m×9棟、露地30a) |
経営形態 | 妻、パートさん1名(繁忙期のみ)の小規模家族経営 |
家族人数 | 私、妻、子ども2名(中学生・小学生) |
出荷先
みなみなふぁーむの野菜は、次のお店でお買い求め頂けます。
旭川市 ウエスタンパワーズ店(永山)およびベストプライス豊岡中央店 「兵村の里」。コープさっぽろ「ご近所野菜」シーナ店、ルミネ東光店、春光店、ツインハープ店、忠和店、神楽店、深川店、留萌店の8店舗
▼【期間・数量限定】みなみなふぁーむの野菜は、下記サイトからもご購入いただけます。
2024年度は5月中旬より順次発送を開始いたします。
購入は外部サイト「ものぴりか」からお願いします。
就活小話
就農を目指したきっかけ
農協職員時代は職員として、農家から出荷される野菜やお米の集荷や、農家の経営相談、肥料・農薬の取り扱い指導など、幅広く農業の現場に携わってきました。
農家の大変さも苦労も分かっていたつもりですが、「農作物を自分で栽培してみたい!」という思いが強くなり就農を決意しました。
自然農法に取り組むきっかけ(前編)
就農を目指した当初は、農協職員時代の知識・経験を生かし、ごくごく普通に肥料・農薬を利用した一般栽培で生計を立てようと思っていましたし、農業研修も一般栽培農家で行いました。家族を養うことも考えると自然農法に取り組み、失敗することが怖かったわけです。
たしかに研修中から有機農業・自然農法自体には興味があり、『食の安全』を気にしていたことは事実ですが、経営が軌道に乗ってきたら徐々に一般栽培から切り替えれば良いと思っていました。
自然農法に取り組むきっかけ(後編)
いざ、就農地が決まり経営開始が目前に迫ってきた頃も一般栽培にするか、有機農業にするか、それとも自然農法まで飛躍させるか、を迷っていましたが、『食の安全』のため農薬・除草剤は使用しないことを決めていました。(後は肥料や堆肥をどうするかです。)
その後、文献・資料を読み進めるうちに、肥料を与えることのデメリットにも気付かされ、就農当初から無肥料栽培にすることとし、現在に至ります。
自然農法に取り組んでみて
- 取り組み当初は、農作業の不慣れや品種選択の誤りなどもあり、満足の行く収穫量を得られませんでしたが、自然農法なりのコツが分かってきて収穫量・品質ともに向上してきています。
- 肥料をやらずとも作物がスクスクと育っている姿を見ると、自然の偉大さに気付かされます。
- 生育の過程で病害虫が発生し収穫量が激減してしまうこともありますが、自然の摂理であると思うことにしています。(たまに特定の病害虫が大発生してしまうことがあります。)
- 肥料や農薬を散布する手間が無くなるので、体がすごく楽です。
- 作物に対する観察を怠ると、後でしっぺ返しがきます。日々の管理作業は怠れません。
- 株間や畝間の草刈りの手間はかなり多くなりますが、それらの刈草が土に還り、作物を育てる養分に変わると思えば、苦には感じません。
ご挨拶
このたびは、みなみなふぁーむのサイトをご覧頂きありがとうございます。
少し凝り性なところもある私から見る自然農法は、とにかく「奥が深くて面白い!」の一言に尽きます。「なぜ肥料も与えなくても作物は育つのか?なぜ農薬を与えずとも収穫できるのか?もっと工夫できるところはないか?」。こんなことを毎日考えていると、あっという間に1日が過ぎていきます。
『太陽・水・土、そして作物への愛情』があれば、自然農法はどなたでも、どこでも出来ると思います。
残念ながら今はまだ自然農法に対する社会認知度も高くなく、出回り量も僅少ではありますが、この素晴らしい自己循環型の自然農法が更に発展し、多くの方が取り組みをされ、日本全国、津々浦々に「安心・安全で心のこもった自然野菜」がもっと多く出回ることを願っています。
アクセス
所在地:北海道旭川市東旭川町下兵村222-5
お問い合わせ
お問い合わせを承るフォームです。下記に必要事項をご入力のうえ、送信してください。お問い合わせの内容により、返信にお時間を頂戴する場合がございます。あらかじめご了承ください。