日本は『土づくり』が盛んな国です。
一人当たりの耕地面積が少ないのもありますが、几帳面な国民性もあって全国いたる所で「土づくり運動」が展開されています。
きっと、プロ農家だけではなく、家庭菜園愛好家の方もコンポストを作ったり、園芸店で堆肥を購入したり土が変わる様子を楽しんでいるでしょう。
さて、『土づくり』には3つの要素があります。
①化学性
②物理性
③生物性
です。
化学性とは、pHや養分バランスのことで、土壌分析を行い数値で表わすことができます。
物理性とは、土の硬さ、排水性、保水性、三相分布(固相・液相・気相)になります。
生物性は、畑の生物多様性(小動物、微生物)、植生を指します。
これらを改善することで、畑が良い状態になるので
「3要素」と呼ばれています。
1つだけ改善しても効果は発揮できず
3つがバランス良く改善されるよう土づくりを進めるのが必要になります。