大玉トマトに続いて、オクラ生育のお知らせです。こちらも以前から収穫を始めていたのですが、収穫最盛期を迎えています。オクラと言えば暑いのが好きな野菜の代名詞ともいえるほど、暑さが好きで日本の主産地は西日本以南となっています。本当に暑さにめっぽう強いらしく、他の作物はあまりの暑さ(日中のハウスの中は昼間40℃を超えています!!)に葉のしおれや日焼け果、尻腐れ果、花落ちなど高温障害に悩まされていますが、オクラだけはこの暑さのなか生き生きと生育を進め、まさに『夏バテ知らず』の生育です。しかし裏を返せば、寒さにめっぽう弱い作物とも言え、旭川市では例年9月20日頃までしか良い実が付きません。9月になるとすぐに涼しくなってくる北海道では生育期間が極端に短い作物ですので、”夏期限定品”だと思って頂ければと思います。当農場では丸莢の「エメラルド」という品種を採用しており、星形と違い大きくなっても硬くなりにくく、肉質は柔らかく、莢の色味が薄いグリーン(品種名の通りエメラルドグリーン)なのが特徴です。
2021.07.30