土壌は「資源」である
水田の多い日本では知られていないが、世界的に見ると土壌劣化が問題になっている。
無理な森林伐採
過度な放牧
高収量作物の作付
化学肥料
化学農薬、除草剤
砂漠化
集中豪雨による水食
表層を覆う植物が減少し風雨にさらされ、土壌が劣化し消失しているという。
土壌は、無くなりうるもので
かけがえのない「宝物」といえる。
農家の資産でもあるが
みんなの共有財でもある。
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世界の土壌劣化は私たちと無縁ではない。
なぜなら、
大量の食料輸入は
大量の土壌を輸入しているとも言えるからだ。
小麦、大豆、とうもろこし。
私たちが大量の農産物を輸入することは、世界の土壌劣化につながっている。
炭素・チッ素は陸地・海洋・大気を巡り
土壌は陸地の物質循環に大きな役割を果たしている。
植物は、二酸化炭素を吸い酸素を吐き出しているので
植生の減少は地球温暖化とも関わっている。
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食料自給率37%の日本が
なぜ耕作放棄地が多いのか。
資源の大量消費国、大量輸入国である私たちは考えなければならない。