シリーズ「自然農の壁」
まずは生産者らしく、最初は気候に焦点を当てましょう。
南北に長い日本列島。
殆どは温帯湿潤気候に属します。
我が北海道は冷帯湿潤気候ですが、夏の暑さは暖地に負けません(笑)
夏の暑さに加え、雨の多さも日本の特徴です。
湿った土と暖かい気候は「雑草」を繁茂させ、「虫」を呼び寄せます。
さらに湿った気候は「カビ」を繁殖させ、病害の発生を助長します。
草・虫・金
自然農法の私には見慣れた光景ですが・・・
さすがに作物が埋もれると困りますので、草刈り(←抜きませんが)はします。
夏の炎天下、長袖シャツにヤッケのズボン、帽子、ゴーグル、マスク、長靴。
あー暑い!!
確かに自然と触れ合うのは楽しいのですが
人間なので たまには疲れを感じます。
豊かな生態系を育んでくれる
『日本の温暖湿潤な気候』。
自然農にとって有り難い存在でも有り、手強い相手でもあります。