『プラネタリーバウンダリー』という言葉があり、
日本語には『地球の限界』と訳される。
①気候変動
②化学物質による汚染
③成層圏オゾンの破壊
④大気エアロゾルの負荷
⑤海洋の酸性化
⑥チッ素とリンの循環
⑦淡水利用
⑧土地利用の変化
⑨生物多様性の損失
9項目について、地球が超えてはならない限界値を示し
SDGsにも影響を与えた概念だそうだ。
このうち
気候変動
チッ素とリンの循環
土地利用の変化
生物多様性の損失
については、既に限界値を超えていると言い、いずれも農業と無縁ではない項目だ。
・・・・。
IT技術を導入した
無人除草機
収穫ロボット
ドローン
など『スマート』農業を推し進めるのも結構だが
投入するエネルギーや資材を減らし、環境への負荷を軽減しながら、
いかに満足のいく収量・品質を得られるか。
『スモール』農業の研究も進めてもらいたい。
もちろん
コストが減ると経営もハッピーだ。