2/7にビニールを掛けたハウスの、いまの状況です。少しずつ雪も溶けてはきていますが、まだまだ残っていますね。雪の上が茶色く見えるのは、早く溶けるようにと融雪剤代わりに畑の土を振りかけたものです。振りかけた土が太陽にさらされ熱をもつことで、何もしない時よりも早く雪が溶けていきます。一般的には炭(商品名:アッシュ)や人工的に黒色を付けた融雪タンカルなどを散布しますが、自然農法では不要な資材を持ち込まないようにしているため自分の畑の土を振りまいています。
ハウス中央に地上から伸びている柱は、雪の重みでハウスが倒壊しないようにするためのもの(突っ張り棒)です。ホームセンターで売っている単管パイプをおよそ5~6mおきに配置して大雪に備えています。段々と春めいた日も出てきてはいますが、まだまだ安心はできません。特に気温が高くなってくると重たく湿った雪となるため、大雪の日はハウスの倒壊に厳重な注意が必要となります。
天気予報では、このあと1週間以上は天候が悪く雪の降る日が多いとのことです。思ったよりも雪解けが遅くなる可能性もありますが、作業は始まったばかり。気長に待ってみようと思います。