なすびに続き、ピーマンの投稿です。こちらも「なす」同様に6月下旬からすこしずつ収穫を行っており、徐々に出荷量が増えていきそうです。かなり枝が混んでいたので、先日すっきりと整枝作業をし摘果を行いましたので収穫のピークはもう少し先になります。ピーマンも夏を代表する作物で次々と実りを頂けるのですが、元肥・追肥ゼロで栽培する自然農法では途中で株が栄養不足になってしまうため、樹勢維持のため小ぶりなものを収穫し、剪定作業をこまめに行うなど、美味しいピーマンが秋まで獲れ続けるように管理作業を行っていきます。ですので、以外と手間の掛かる作物の一つです。ただし、病気にはめっぽう強く、根張りを重視した水管理に気をつけて栽培していれば、トラブルの少ない作物であるため、当農場で重宝している作物の代表格です。ただし、お盆明け頃になると年によっては「ヨトウムシ」という虫により収穫間際のピーマンが食い荒らされることも多いため、それだけは心配です。病気に強いため、無農薬・減農薬のピーマンは数多く出回っていますが、無肥料・自然栽培でのピーマンは珍しいかと思いますので、一度ご賞味ください。
2021.07.11