前回のお知らせでは、農学校の開始について、その「さわり」を書きましたが、今回は具体的な内容を書きますので興味のある方はぜひお問い合わせください。
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(農学校を設立した理由)
東日本大震災、コロナ禍など人々の価値観を多様化させる大きな出来事がこの10年くらいのなかで起きました。
添加物や残留農薬、遺伝子組み換えなど食の安全に注目する人が昔よりずっと増え、農に携わる物として身の引き締まる思いです。
安心・安全な野菜に注目が集まる中、
①自給自足の術を身につけたい
②安全な食を自ら育てたい
③農家の人との交流を通じて、農業の現場を知りたい
④子供への食育を通じて、食と農の大切さを次代に伝えたい。
ありがたいことに、このような気持ちを持つ方が増え、自分で野菜を育てたい!と思う人が増えているようです。
ただ、
①野菜づくりをしたことがないので育て方が分からない(学びたい)
②仕事や子育てに忙しくて毎日のお世話は難しい
そのような理由から二の足を踏む方も大勢いると思います。
そこで、「菜園ライフを始めたいけど、まずは自分の出来る範囲で少しずつ学びたい」という農外の方を後押しするために
令和6年度から『農学校』を開くことに致しました。
(農学校の概要)
みなみなふぁーむの畑の一部を使って頂き、参加者全員で「自然農法」に取り組んで頂く、全く新しいタイプの市民農園です。個人ごとに区画割りする通常の市民農園と違い、参加者がみんなで力を合わせて同じ区画を利用し、収穫物をみんなで分け合う「シェア畑」方式になります。
また、種のまき方や野菜への水やりの仕方、剪定の仕方は農場主である私が優しく教えますし、参加者の皆さんが来られないときは代わりに畑の見回りを行います。
プロのノウハウを学びながら野菜づくりを進めることが出来ますし、用事があって畑に来られない時も安心してください。
(農学校の主なポイント)
①みんなで育てて、みんなで分け合う「シェア畑」です。
②農場が野菜づくりのアドバイス、お世話のお手伝いを致します。
→初心者の方も安心して申し込みください。誰も来ない日は私が代わりに見回ります。
③道具(スコップや鎌、支柱、収穫コンテナなど)は農場にあるのを使用しますので、自分で購入せずに始められます。
④雑草から堆肥をつくったり、種取りをしたり、普通の農業では出来ない特別な作業も経験できます。
(参加費について)
年額 4~5万円を予定しています(農場で苗を育てるので、野菜の種類や本数によって変動します)
代金は夏頃に納めて頂きます。
(作業日について)
1週間に2回(水曜日、日曜日を予定しています)の作業日を設定し、それぞれ2~3時間くらいの作業時間になりますが
皆さんの都合によって、例えば10日に1回とかでもOKです。
夏の暑い時期は夕方
その他の時期は午前10~13時頃に作業を行います。
(作業場所について)
ビニールハウスと露地の両方での作業になりますので、晴れた日は露地、寒い時期や雨の日はハウス内での作業になります。
(その他)
①通常の市民農園と違い、みんなで育てるため栽培方法をご自分で決めることが出来ません。
野菜の育て方は農場が行う「MOA自然農法」に準拠したものになります(無肥料、無農薬)
②シェア方式ですから「協調性」を持って頂けると幸いです。また、持ち帰った野菜を販売することはお止めください。
(申し込み方法)
サイトのお問い合わせフォームから申し込みください。
(最後に)
現在までに8名の方が申し込まれており、ほぼ全てが未経験者ですから、未経験の方も気後れすることはありません。
畑では農と食に関する様々なお話も出来ますのでお子様への食育にも最適ですし、参加者同士でのコミュニケーションも楽しいかと思います。
あなたも、私たちと一緒に自然栽培をしてみませんか?